リコリスグラミー 飼育・繁殖メモ

リコリスグラミーの飼育・繁殖その他もろもろの備忘録です。

パロスフロメヌス・ジュエリナエF2が産まれて1ヶ月経過しました。


皆さんこんにちは、ナカシマです。

前回はジュエリナエのF2が誕生し浮上したことをご報告しました。

今回はその続きです。

次回の記事はこちら

ジュエリナエF2、生後1週間ほど。

浮上直後はゾウリムシを3日間与え、その後徐々にブラインシュリンプに切り替えていきました。

この時期の稚魚は浮草の下などに隠れっぱなしで自分から積極的に餌を捕りに来るようなことはしないので、テキトーに給餌すると稚魚に餌が行き渡らない可能性があります。

なので給餌の際は水槽全体に1滴ずつ、浮草の根に引っかかるようにスポイトで餌を落としています。

また、どうしても食べ残しで水質悪化が速まるのでブラインシュリンプを食べ始めたあたりから毎日10%ほど換水しています。

換水用の水にはソイルでpHを下げた溜め水にアズーのトリプルブラックウォーターを少し添加して使用しています。

ジュエリナエF2、生後3週間ほど。

3週間ほど経過すると物陰から出てくるようになり積極的に餌を探すようになります。

ここまで来たら自分から餌を捕りにくるのでひと安心です。

ジュエリナエF2、生後4週間ほど。

1ヶ月ほど経過すると徐々に体の縞模様が出て来ます。

このあたりから仲間同士で喧嘩が始まります。

1ヶ月もすると稚魚もかなり成長して25×25cm水槽では手狭になってくるので、一度稚魚を全て取り出し、2つの水槽に分割しました。

稚魚の数を数えたところ、38匹居ました。

これは去年ジュエリナエのF1を育てたときとほぼ同数です。

一匹だけ極端に小さい個体がいましたが、それ以外では特に奇形っぽい子も見当たらなかったので安心しました。

リコリスグラミーの飼育繁殖は6年ほどやってますが、F2個体をここまで残せたのは今回が初めてです。

この子達のことは1ヶ月おきくらいにご報告していこうと思います。