リコリスグラミー 飼育・繁殖メモ

リコリスグラミーの飼育・繁殖その他もろもろの備忘録です。

【フェニクルス繁殖レポート①】産卵しました。

Parosphromenus phoenicurus.

パロスフロメヌス・フェニクルスが産卵しました。

2021年の1月から挑戦し続けて2021年9月19日、ようやくリコリスグラミーのフェニクルスが産卵しました。


リコリスグラミーの繁殖についてはネット上に殆ど情報が無いと思うので、これを機にリコリスグラミーの稚魚育成についてのレポート記事を残そうと思います。


☆フェニクルス繁殖レポート一覧☆

  1. ☆→産卵しました。
  2. 産卵〜生後2週間まで。
  3. 病気発生!?生後2週間〜2ヶ月まで。
  4. ゆっくり成長しています。生後2ヶ月~
  5. オスメスの違いが出てきました。

産卵直後の水質データ

水槽:20cmキューブ(約7.5L)
水温:25度前後
ph:6.4
TDS:40ppm
底砂:ソイル
・モスを巻き付けた流木と陶器のシェルターを設置
・マジックリーフとヤシャブシを少々
・ペアのみで飼育

産卵場所はまさかのヒーターの窪み!?

とんでもない場所に産卵していました。


この水槽はエヴァリスのオートヒーターを使用しています。


このヒーターの表面に少し窪みがあるのですが、その窪みの中に産卵してしまいました。

白いつぶつぶがフェニクルスの卵


水槽内には産卵用にタコ壺と土管が用意してあったのですが、お気に召さなかったようです。


まだヒーターの電源を入れてなかったので卵焼きにならずに済みました。(汗)




次の写真は産卵して3日後の写真ですが、既に孵化しています。

孵化した稚魚。

まだヨークサックが付いていて天井からぶら下がっています。


そして場所がヒーターの窪みから土管に移動しています。


リコリスグラミーは育児中に危険を感じると子供を移動させることがあります。


私がライトで照らして覗き込んだので、危険を感じたのか子供を移動させていました。


ちなみにこの後またヒーターの窪みに子供を移していました。


素晴らしい危機管理能力です。


インスタにも投稿してますが、ブログにはもう少し詳しく稚魚の成長記録を綴っていこうと思います。


↓次回のレポート↓
kn-licorice.hatenablog.com